題名 3歳新馬戦は調教より血統
内容  普通に考えれば競馬は血統ではない、良血馬だからといって走るわけではない、これが常識。 ところが、3歳新馬戦、それも短距離に関してはむしろ血統を重視すべき、と考えたい。 例えば、小倉の3歳芝1000mの新馬戦というものを考えてみる。 ここに調教で坂路51秒あたりを連発しているような馬が出走してくれば、まず圧倒的人気を背負うであろう。 ところが、この馬がエンドスイープ産駒だったら? カーネギー産駒だったら?  前者ならここは鉄板と考えてヒモ穴狙いに徹するべきかもしれない。 しかしながら、後者の場合は、むしろ思いきって切るのもひとつの勇気ではないか? 初心者レベルの血統学からすればとても小倉芝1000mで来る血統ではないのである。 坂路で好時計を連発する馬とて、短距離でスピードに任して行くだけの馬もいれば、 本来は距離伸びていい馬、ただ坂路でも既に時計が出るという馬もいる。 このように調教時計もそれほど当てにならないものである以上、所詮当てもの的要素の強い新馬戦においては このような人気馬もレースで流れに乗れずに惨敗する可能性というものを頭にいれて予想すべきである、と考えるのである。

00/06/13
題名 3歳新馬戦の穴馬は小柄でスタート◎
内容  所詮3歳新馬戦は当て物、とすればやはり人気薄を狙う方が利口である。 となれば、どのような馬が人気薄激走馬としてチェックの対象となるのか、考えたい。 まず、前提として新馬戦で人気になる馬というのは調教で動いた良血馬、ということを確認しておきたい。 となれば、人気薄の馬から狙う以上、これに当てはまらないことがまずは前提となる。 すなわち、(1)調教でそれほど目立つ時計を出していない、ことが要件となる。 次に、新馬戦はまだ競馬を知らない馬ばかり、レースで幼さを見せそうな馬ばかりが出走するものである。 となれば、レースに行ってスムーズに競馬ができればそれだけでチャンスが出てくると言えるのである。 そこで、(2)ゲートがとにかく速い馬、のほうがスタートもっさり、の馬よりレースできちんと競馬ができる可能性は高いし、 (3)小柄で仕上がり早のいわゆる初戦向きの馬、のほうが大型馬よりもレースで流れに乗れる可能性が高い分、 競馬に行ってよりチャンスがあるといえる訳である。
 このように(1)(2)(3)と人気薄激走馬を探す際にチェック項目を上げたが、これらは互いに無関係なわけでない。 すなわち、(3)小柄で仕上がり早、気性的にややカリカリしていて初戦から動けそうな馬、というのは あまり強い調教はされていないことが多いので、(1)調教でそれほど目立つ時計を出していなくても全く問題ないわけである。 逆に大型馬が(1)調教でそれほど目立つ時計を出していない場合、 は単に何度か使ってからでないと出番はなさそうと結論付けることができ、新馬では見送ることができるわけである。

00/06/13
題名 低レベルの4歳未勝利ダ1800戦の穴馬
内容  春後半から夏以降、4歳未勝利戦のレベルとはいうのは特にひどいものになることがある。 明らかにどの馬も大したことのない馬なんだけど、ここ何走か掲示板をうろちょろしていただけの馬が 押し出される形で結果的に人気に。とはいえ、他はもっとひどい成績の馬ばかりだから仕方がない。 そんな未勝利のダート千八という条件で狙って欲しいのが、これまで短いところを使ってきた馬。 今の新聞はみんな近走の道中の位置どりを馬柱に載せているが、それを見てこれまで後方からの競馬 ばかりを繰り返しているようなら特に狙い目。これまではついて行くのがやっとだったという馬でも レベルのここで一気の距離延長を利してスムーズに先行できれば、一気の変わり身を見せて何ら不思議でないのである。 これが外枠を引いたとなると、可能性はさらに強まる。どうせどの馬が来てもこんな馬が勝つのか、というのなら 超人気薄でもこういった条件を満たす馬を狙い撃ちすべし。

00/02/26
題名 人気だから来るわけではない
内容  分かっていてもつい犯してしまう勘違いがこれ。人気はあくまで人気。血統なり、前走の内容なり、キャリアの浅さから来る未知の魅力なり、馬の本来の実力以上に人気が先行する要素はいくらでもある。それがわかっていて、このレースはまさに人気馬が人気ほど信頼できず荒れると見たのに、実際の馬券はその人気馬から、ではどうしようもない。そこまで分かっているレースなら自分が穴っぽいと思うところから流すなりBOXにするなりすればいいこと。もしその人気先行馬が来たならば、それは人気先行と見た自分の判断ミスなのか、それとも人気先行でも少しは来る可能性があったというその可能性がたまたま実現しただけなのかを自分の中で考えればいいだけのこと。全部のレースを獲る必要はないのだから。

99/11/27
題名 迷ったときは一番人気を切る
内容  迷ったときに1番人気から入るかもしれないが、それは間違い。迷っているということは、人気馬が信じられないからこそ。それが1番人気が人気先行ということによるものなのか、伏兵陣が充実しているためなのかは関係ない。1番人気で決まると思えずに迷うのならほかの馬から入った方が期待値を考えてみてもはるかに効率がいい。

99/11/27
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